管楽器専門店スタッフブログのページです

中古管楽器をお子様の為にお探しの保護者の方へ

2020年1月23日号

数年前にもこのようなタイトルでブログを書きましたが、最近変わったお問い合わせも多くもう一月も下旬で間も無くご進学や学年が上がる御進級もある時期ですので書くことにしました。
web上の情報は当てに成りません。冷静にお読みいただきまして何かのお役に立てればと思います。

ピアノも買ったのにー！　どうしてこんなに高いものを欲しがるの〜

『どうせ続かない』『すぐ辞めるから勿体無い』『うちの子はすぐに飽きる』など、音楽は好きなようだけど急に今の時期に欲しがるのか？また、他の楽器は買ったのに太鼓やコントラバス、管楽器などを欲しがるのか？
私は世の中の時間の流れ、それと既に購入済みの楽器と使用方法や遊び方が違うと回答させて頂きます。

殆どの子供達は楽しかったり向上心から、一部の子は自慢して注目されたいから

このブログを書いているこの時期は始めたばかりの新入部員さんも既に楽器を演奏できるように上達しており、『上手くなりたい』と思う向上心が生まれてきている季節です。
吹奏楽部や管弦楽部、ビックバンド部に入部しているお子様の場合、保護者の方に勘違いしないで頂きたい事はココ『仲間と一緒に合奏するのが楽しい』事です、楽器演奏だけじゃないんです！。
またお子様は人前で演奏活動を行う機会も多く、体力的にも負担の大きい初期の演奏奏法習得が身につきはじめており、楽しい生活活動範囲が誕生しました。
楽器をいじって喜んでいる子もいます。（私の子供時代のような・変わった形だな〜的な構造に対する興味）
殆どのお子様h合奏が楽しいので、きつい初期導入時の練習も辞めずに乗り越えて持久力も付き、これらの楽器が欲しいと思っているのです。
楽しさは根本的に一人で演奏することがものすごく多いpianoなどとは楽しみが違う事をご理解ください、またそれらの楽器は移動できる楽器が殆どだという事は、のちの人生で大きな楽しみが増えたこととなります。

このタイミングでいろんな情報が入ってきますので、欲しい→購入をご家庭で検討するに変わります

『借りている楽器が何円の楽器なのか？』『みんな買ってもらってる』『カタログなどを学校から持ち帰る』など、お子様に色々な情報がやってきます。
1990年代はこのような時期は5月でしたが、近年の社会情勢の変化などで7月ごろから一気に遅くこの季節へまで購入時期が変化してきています。

なぜこの機種なのか、

昔人気が確かにあった機種です、でもどうしてその機種なのか？それはそれを買うように情報集まってくるからです。
理由がありますが、書かないでおきます。（以前本当のことを書いてしまったため批難が楽器店より寄せられましたweb公開は辞めておきますので、店頭へどうぞ）
上の表のように特定機種を欲しがる為に、個人売買サイトではこれらのみ高価格取引で、専門家から見てこっちの方が良いと思う機種が安く出品されていても売れないという現象が起こっています。
中古なのに購入価格よりも高い特定機種が存在し異常な高値取引です。原因の一つには俗に言われてきた定価自体が大きく上がっている原因もありますが、中古が安いという勘違いが多く、特に知られたブランド名で出品されていれば多くの札が集まるのが現実です。
そもそも中古と新品の価格差が小さい事も中古管楽器の価格が異常なことを知る手がかりです。

本当に中古が必要ですか？

『新品お管楽器をタダで欲しい」、これが正直なところだと思うのですが。
『おじいさま・おばあさまに買ってもらう』というケースも多いです。
楽器によって、新品の方が安くて性能も良い場合が多いです。
高温溶接である『ロウ付け』など製造工法に保証が付いている新品が多く安心ですが、中古の場合は使用開始後直後に問題が起こる場合があり著しく購入直後に外観が損なわれ、自費出費負担が多いようです。

楽器店販売の整備済み中古管楽器が比較的には安心です。
内部的な状態判別や販売自体できるのかどうかの診断ができていない中古を買っている人を多く見かけましたので、信頼できる人から買いましょう。
まったく同じ条件お同一型番商品でも安く売っている店がありますが、そういう店は価格をwebに公開する必要がなく情報が得られにくいので、人に聞いて見ましょう！